1.名島城跡
関ヶ原の戦い後、初代福岡藩主黒田長政も初めここを居城にしたが、城下町の発展に不便な地として、慶長6年(1601)から福岡城の築城を始め、慶長12年(1607)福岡城の完成、移転とともに廃城となった。 |
2.勝軍地蔵堂
JR鹿児島本線の西側にある地蔵堂。寛永8年(1631)二代福岡藩主黒田忠之が建立。明治42年九州大学工学部が建設される際にこの地に移転された。 |
3.恵光院
二代福岡藩主黒田忠之の開基により寛永年間(1624~1644)建立。明治初期の廃仏毀釈の際、法院賢秀が筥崎宮や社坊の仏教関係の遺品を恵光院に移し守った。境内には利休と秀吉の茶会ゆかりの燈籠堂がある。 |
4.筥崎宮
石清水、宇佐などと並ぶ日本三大八幡宮のひとつ。薩摩の島津義久を屈服させた秀吉は、天正15年(1587)筑前博多の筥崎に到着。そこで九州攻めの功績をみとめ黒田官兵衛に豊前国の3分の2を与えた。 |
5.崇福寺
黒田家代々の墓がある崇福寺は、1240年に太宰府に創建されたお寺ですが、黒田長政が1600年以降に現在地に移して黒田家の菩提寺としました。黒田家とは大変ゆかりが深く、山門はかつての福岡城の本丸表御門を移築したものです。 |